Jerry Cantrell (Alice In Chains)
1980年~90年にかけて一世を風靡したグランジロックバンドの一つに
このアリス・イン・チェインズ(以下AIC)がありました。
しかし同じグランジロックの一つであるニルバーナが
数あるグランジバンドの中でもあまりに有名過ぎて
ほかのバンドは存在感を掻き消されちゃってたわけです。
筆者もまんまとニルバーナ以外のバンドをろくに聴くことなく
成長して来てしまったんですけど。
そのAICはフロントマンのレイン・ステイリーが
オーヴァードーズで廃人化し1996年頃から活動休止状態、
その後2002年にレインが死んじゃって自然消滅みたいになっちゃってたんですね。
で去年。ユニコーン再結成でウカウカしてた筆者ですが
なんとAICも、レインに代わって新たなるボーカルを迎え
活動休止状態から14年ぶりにスタジオアルバムを出し
完全復帰を果たしていたのでございますですよ!
そのアルバム、Black Gives Way to Blueがメチャクチャ良くってぇ!
CDが伸びるんじゃないかってくらいヘヴィロテ爆聴中なのですよ。
(iTunesとiPodで聴くんで、CDは回ってすらいませんけど(笑))
てことで、そのAICの大黒柱に当たるであろう
ジェリー・カントレルさんの消し版を作りました。
ずどん。
2010.04.24製作。縦50mm×横45mm。
下唇を軽く噛み、イントロを弾くジェリカンさん。
今日は文章長くなるな…。
よし、今日も得意の(?)Read Moreで。
初めてアルバムを聴いた時、何か不気味なウネリを感じました。
空間が重みを帯び、歪んでいるような。
でも時に切ない、はたまたさわやかなアコースティックの曲もあったりして
当時から広範囲のジャンルに渡りファンがいたのにも頷けました。
その後、AICのほかの音源を買い漁り聴きましたが
この独特のサウンドは一貫していましてね。
「あー、ジェリカンさんの仕業なんだなぁ」って、思ったです。
「ジェリカンさんが作り出してるワールドなんだなぁ」って。
で実際筆者もギター片手にちょこっとコピーしてみたんですが
その発明品的ギターリフにまたもやビックリしまして。
意外な押さえ方で、しかしながらあのヘンな音がアンプから出てくると
これが気持ちいいんですね~。
なお一層AICが好きになった瞬間でした(下手ながら、ギターやっててヨカタ)。
それに輪をかけてAICが好きになったきっかけとしてはPVがあります。
そのPVはコチラ。
ちょっとエロいですけどね。
やー、何回見てもいいですぅ。
今回の版画の絵はこのPVのひとコマから頂きました。
版画製作の話。
相変わらずですが金髪は無駄に仕事が多くて大変です。
でも今回は、作りたい気持ちのが大きくてさほど気にならんでした。
それだけたくさんのものをもらったような気がしたので。
ということでAICシリーズ、始めまーす。
あーっ、どーでもいーけどカッタウェイのアコギが欲しい!
by guntap | 2010-05-01 23:36 | 消しゴム版画-洋楽 | Comments(2)